続・続・26SSプレコレクション
ringの則包です。
今回異常とも言えるほどの更新回数を誇るプレコレクションの報告ブログですが、PTも含めるとこれで4回目・・・最終章になります。
これまでのブログはコチラでございます。
その1、その2、その3
気になるアイテムやブランドがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
記憶が鮮明な今のうちに記録に残しておくのは案外大事なことかもしれませんので、早速本題に入ります。
【BERNARD ZINS】
広々とした会場で作り込まれたプレゼンテーションが印象的で、過去のアーカイブをリモデルした物や、とあるモードブランドを彷彿とする深〜いタックが入ったワイドパンツなど様々なモデルがございました。
名だたるフランスブランドのOEMを手がけていた実績もあり、コレクションの数も膨大、そして目を惹くシルエットのパンツが非常に多く、モデル選びから良い意味で悩まされるのがBERNARD ZINSです。
そして今回我々がチョイスしたのが”SPENDER”というモデルです。
かつて”HEMISPHERES AOYAMA”でセールスされていたモデルで、ややハイバックなデザインにシンチバックのディテール、そして裾幅は21cmと緩やかにテーパードしているシルエットが特徴的。
現在展開している”H8″というモデルの裾幅が24cmなので、よりリアリティを感じることができるのではないでしょうか。
“H8″も素晴らしいモデルなので、甲乙つけ難いですが、26SSシーズンは”SPENDER”を楽しんでいただけますと幸いです。
【Settefili Cashmere】
色の魔術師と言われているSettefili Cashmereですが、色出しだけでなく素材に対しての拘りも非常に強いものを感じられます。
その名の通りカシミヤ素材に定評のある同ブランドですが、春夏シーズンはリネンコットンを多く提案されておりました。
私もリネンコットンのカーディガンを愛用しておりますが、甘く編み立てられたリネンコットンはシャリ感とエアリーなタッチが交わり、病みつきになります。
様々なブランドで提案がされていたスキッパーやケーブルニット。
ポロシャツより軽快に装えるスキッパーは長引く夏の影響でしょうか。。。セッテフィーリで打ち出されていたものは開放感がありつつも、浅めに設定されているのでだらしなく見えることがありません。
そして秋冬では定番であるケーブルニットが清涼感ある素材で作られているのは少し新鮮ですね。
ベーシックなものではなく、セッテフィーリらしさを感じられるアイテムをチョイスしております。
【Jeanik】
元々はワークウェアだったデニムジャケットを様々な解釈、パターンワークで現代的に落とし込むのが得意なブランドです。
今シーズンはいわゆる1stタイプと呼ばれるモデルが新登場。
フロントプリーツ、片側パンチアンドフラップポケット、そして背面にシンチバックがつくのがこのモデルの特徴です。
確か後見頃は本来ならビッグサイズにのみ現れるTバック仕様になっていたかと記憶しております・・・。
2nd同様にフィッティングは調整されておりますので、極端に着丈が短い、、、なんて心配もございません。
【Drumohr】
クオリティの高さに定評のあるDrumohrではニットパーカーを久しぶりにピックアップしております。
8Gのシャリっとしたコットン素材は清涼感があり、春先のレイヤードとしても使えるコンパクトなフィッティングが特徴的です。
ここ数シーズン展開されているエアリーでいつまでも触っていたくなるようなコットンニットは今回Vネックを選びました。
カットソーをインナーに入れて首周りにアクセントを加えられるVネックも数シーズンぶりで、比較的新鮮なラインナップでご用意させていただけるかと思います。
【Valstar】
ヴァルスタリーノは継続して軽量素材をピックアップしておりますが、今回のトピックはバルカラーコート。
少し落ち感のあるようなリラックスしたシルエットは非常にモダンに映ります。
どちらかというとクラシックなアイテムが印象に強いValstarだったため、非常に新鮮なコレクションでした。
それも日本向けに作っている、というわけではなくグローバルフィットのモデルだそうなので、市場自体に変化が起きていると感じさせてくれます。
コートはパンツやジャケットよりもゆとりのあるフィットを取り入れやすいかと思いますので、是非シルエットだったり、着心地を体感していただく為、お袖を通していただけますと幸いです。
そうこうしているうちにメインコレクションもスタートいたしますので、次はメインコレクション編でお会いしましょう。
お付き合いいただきありがとうございました!