15FW Pre Collection 開幕!!!
来シーズンを占う大事な戦い!?の幕が切って落された
訳ですが、生憎の雨スタートとなりまして・・どうかこの
雨も恵みの雨へと変わりますよ~にと他力な願いを込めて
みます(笑)洋服屋である私たちにとっては来シーズンの
トレンドや傾向をいち早くキャッチ出来る機会でもあります
し、何と言ってもそれぞれを吟味しイメージしながら選んで
いくということ自体が楽しみでもあります。
さて、来季の傾向ですが色柄共にシックで落ち着いた印象の
アイテムが多く、今季もその傾向があるとされていましたが、
更に強まったという感じがします。英国調の雰囲気もやや
落ち着き、モード感を意識する!?かどうかは定かではあ
りませんが、多くのところで”BLACK”がフォーカスされて
いました。差し色としてはベリーやキャメル、ブルーに
グリーン等が人気が出そうです。各ブランドとも見応え十分!
少しずつではありますがご紹介していきたいと思います。
先ずはISAIA。ナポリ近郊にある古代都市『ポンペイ』が
今回のテーマ。ポンペイに数多くあった壁画が黄土色(オクラ)
であったり、ヴェスヴィオ火山噴火をイメージしたレッドを
キーカラーに壁画や建物、タイル等からインスピレーンを受けた
コレクションを展開していました。
全体的に落ち着いたトーンが多いと言われる中、イザイアらしい
キレイな色柄は健在でした。チェック系のトレンドは継続でしたが
少しコントラストを押さえたものが多い印象でした。
その分コーディネートも組み易くなりますし、柄×柄なんて
足し算的コーディネートにも使えそうですね。ジャケットは過去
最多の6型をチョイスしましたのでワクワク、ドキドキしながら
お待ち下さいね(笑)
続きまして、我らがエース!?のPT01。そのPT01に異変!?
いつも色に溢れ、明るいショールームが一変したかのような
雰囲気が・・それもそのはず、ベージュやオリーブ、ブラック
といったシックな色味を打ち出しているではありませんか!!
落ち着いたトーンの象徴はPT01なのでは!?と思わせる程(驚)
とはいえ、ボルドーやブルー、ホワイトなどもしっかりと展開
予定ですのでご安心下さいね。
PT05も色味を抑えた提案が目を引きます。来季からの
ニューモデル”BLACK LABEL”も登場します。名前だけ聞くと
ますます暗くなる感じがしますが・・(汗)リモデルといった方が
良いかもしれません。サイズ感は変えずに革パッチやリベット
を小振りな物に変え、ヒップの刺繍を無くしすっきりシャープ
な印象に。イケてます!!
“BLACK”旋風襲来!?を感じさせる来季のアイテムとの
相性は◎です。
GTAは今季も大好評!?でしたスウェットパンツ(Giorgio)
に加え、スラックス型や紐付き使用のニューモデルを
ジャージー素材で展開予定です。買い逃した方、まだ買われて
いない方は選択肢も増え嬉しい悲鳴に買い過ぎ要注意です(笑)
ernestはボルドーやグリーンをキーカラーにレジメンタル
ストライプをフォーカスしていました。創業当時からある柄
とはいえ、イギリスより仕入れたエクスクルーシブの生地は
必見です。この生地にはカットソー&スニーカーを合わせ抜
け感を楽しんでほしいとオススメのコーディネートもレクチャー
頂きました。grazie!Enrico.
更に注目アイテムのジャッコーネ(ジャケットとコートの
中間的アウター)とラグランスリーブのコートも展開予定
です。氏曰く、こちらのアイテムのインナーはミドルゲージ
のタートルネックを合わせてとのことでした。
いつも気さくで優しい人柄のエンリコ。氏の一押しの
レジメンタルストライプJKTを着た一枚(笑)
何を着ても似合うんです。羨ましい〜
Drumohrからは、キャメル・ブラック・ブルーの打ち出し
をしていました。しつこいようですが”BLACK”旋風襲来は
ここにも。ミドルゲージクルー&タートルネックのトレンド
はもれなく継続中ですが(笑)ミドルゲージのニットは
ケーブル編みではなくヘリンボーン調のデザインを展開予定
です。
そして定番のハイゲージからは30Gが登場します。その名も
“ドルモアモダン”ミラノのセレクトショップアントニオーリ
と企画を進めた期待大のニューモデルはカットソー感覚で
着て頂きたいニットです。
CIT LUXURYはブランドタグを変更し、サイドにはガゼット
を新たに付けたりとイメージを一新。インディゴブルーを
メインに、ジャガードに見られる織り感のある生地が多く
提案されていました。脱柄!?とまではいきませんが、
柄物もコントラストを押さえたシックなものが次の秋冬は
主流になりそうです。
ラストはBOGLIOLI。来季は既存モデルをベースに、サイズ感
をタイトなものへとリモデルしたシリーズが多くある中で、
それはひと際異彩を放っていました。構築的でクラシックな
雰囲気もありながら、どこかモダンな香りさえする・・その名も
『Retford(レットフォード)』が新たに登場します。
再びボリオリ旋風吹き荒れそうな予感を感じるこちらも展開予定
ですので、楽しみにお待ち下さい!!
と、以上第一弾プレコレクションのご報告を駆け足でお伝えし
てまいりましたが、来月初旬からもまた展示会廻りが始まりま
す。第二弾の模様も近いうちにご報告出来ると思いますので
楽しみにお待ち下さいね!!
それでは~