やっぱりミラノは熱かった!?
古都フィレンツェに別れを告げ、目指すは花の都~
大東京~♪ではなくミラノです。
北へ280キロ。覚悟はしておりましたがやっぱりミラノ
は寒かったです・・・(震)、いえ、気温とは裏腹に肝心の
内容はとても”熱い”ものでした!
そしていざ、イタリア第2の祭典WHITEへ!
小規模ながらここWHITEでは、まだ世に出ていないブラ
ンドを発掘出来るとあって期待に胸を膨らませ向った訳
ですが・・・残念ながら今回は見つけ出せませんでし
た(悲)
下を向いていても仕方ありませんので気を取り直し、
次なるは各ショールーム廻りといきます!
THE GIGI(ザ・ジジ)
今季のTHE GIGIは”ナチュラル”をテーマに掲げ、木や森
といった自然からインスピレーションを受けたコレクシ
ョンはモノトーンやキャメル、グリーンにネイビー等の
多彩な色味で表現していました。
コートでは500グラム前後と非常に軽さを感じる生地の
ラインナップに”脱・重さ”の確固たる決意と自信を感
じるTHE GIGIの世界観となっていますので乞うご期待
です!
もちろん生地はほぼ全てエクスクルーシブです。
Fabrizio Del Carlo(ファブリッツオデルカルロ)
ほんの~り香るモダンなデザインと卓越したニット
ワークで徐々に私共ringでも認知と人気が?出はじめて
いるブランド。
3シーズン目となる今季はハイゲージ~ローゲージの
提案を幅広く、そして他のブランドでは見かけない
エッジの効いたデザインを中心にピックアップして
きました!
今回は個人的に刺さるアイテムが多かった為、いつも
より強気の?いえ、多めのピックアップをしており
ますので、その訳を・・・感じて頂けるはず?です。
LARDINI(ラルディーニ)
プレ同様に落ち着いた色柄の打ち出しを行なっていた
LARDINI。
例年以上とも言えるニットのバリエーションは、ミラノ
リブやニットガウン、ニットジレにM-65タイプの物等
トレンドも踏まえた旬な提案は抜かり無し!
ご存じDREW&CO.のデザイナーのアンドレアとの相性の
良さを伺える秀逸なコレクションは流石の一言でした。
GRAY(グレイ)
PITTIで見かけて気になっていたところ、ミラノに
ショールームがあると聞きつけ早速お邪魔したニット
ブランドGRAY。読んで字の如くグレイと読みます(笑)
Fabrizio Del Carlo同様に卓越したニットワークと
ポップで茶目っ気のあるニットコレクションに、
ビビビッと稲妻が・・・(笑)
初回ということもあり少量ではありますが、展開を予定
しておりますので楽しみにお待ちください!
STILE LATINO(スティレラティーノ)
そして、皆様お待ちかねの?そう!STILE LATINOです!
来季より登場するビッグシルエットコートは、ヴィン
チェンツォもプッシュする型とあって悩みましたが、
今回はオーダーしておりません。。
ですが、来季は必ず展開したいと思わせる流石の仕上
がりに思わず溜息が・・・
ネイビー、ブラウン系を中心にグリーンも多く提案され
ていたコレクションは、唯一無二という言葉がしっくり
ときてしまう程、他では見かけない生地ばかり・・・
悩みに悩んで選んで参りましたので、その全貌は来季の
お楽しみということで!悪しからず・・・(謝)
ISAIA(イザイア)
ISAIAショールームへは初めての訪問でしたが、細部に
渡り分かり易くプレゼンテーションがなされ、やはり
勢いのあるブランドはショールームも素晴らしい!と。
来季はナポリをテーマにせず、アメリカに進出して40周年
ということもあり、ヘリンボーン&ニューヨークをテーマ
に、シックで落ち着いた大人の雰囲気の中に、ISAIAらしい
色っぽさを醸し出すいい意味でいやらしいコレクション
でした!
俄かに騒がれておりますグレーの打ち出しはここISAIA
でも!要チェックです!
そしてPITTIから姿を消したかと思いきや、ミラノの
素敵な会場を貸切り、盛大にコレクションのお披露目
を行なうとのことでご招待頂いたISAIAパーティ。
私共ringも襟を正し日本代表として参加して参りま
した!
カクテルパーティから始まり、自作映画の上映会、
スクリーン裏でのモデルを配したコレクションの
お披露目に立食パーティ、生JAZZライブと、盛り
沢山の内容に終始戸惑いながらも貴重な経験をさせ
て頂くことが出来ました!
この場を借りまして、お取引き様・関係者の方々へ
感謝を申し上げます。本当に有難うございました!
と、毎度駆け足でお伝えして参りましたが、少~し
でも来季の傾向と対策のご参考に役立てて頂ければと
思っております!
それではまた~