実り多き!?ミラノ出張報告〜MILANO ショールーム編〜
フィレンツェでのあっという間の4日間を終えて向かうは
いざミラノ!!
という事で、PITTI後のショールーム巡りが恒例となって
おりますが、いつ見たか記憶にない位に久しぶりに見た
虹は、ここミラノでという事でこれは何かいいことが
ある!?なんて思いつつ・・・(笑)
私共ringでも徐々にではありますが、現地でオーダーを
するブランドが増えてきており、国内の展示会とはまた
違った興奮がある訳ですが、PITTIで感じた流れをそのま
まに、その熱をもって挑むミラノはやっぱり興奮します
し、自ずとテンションが上がってしまいます!
今回も、皆さんの大好きなあのブランドやこのブランド
の動向も踏まえてご報告させて頂ければと思っておりま
すのでご覧ください!
PT01(ピーティーゼロウーノ)
誰が何と言おうと私共の絶対的なエース?のPT01の視察
は外せません!?
ここミラノでは、国内では見る事の出来ないGHOST PROJE
CTやPT01 FORWARDを始め新作をくまなくチェック。
来季のテーマが”SURF”という事もありボタニカルやペイ
ズリー、カラーパンツの提案が目立っていた本コレクシ
ョンは、BERMUDAのショーツがその威力を遺憾なく発揮!
“差し色”の提案が来季では重要になってくるのでは?と
感じております。
また、プリーツやワイドシルエット、アジャスタータイ
プといったディテールは、もはや当たり前?となってお
り、そこにPT01らしい上品な雰囲気を加えた提案が目を
引きました。
PT05(ピーティーゼロチンクエ)
そのままの流れでPT05もチェックしております!
PT01同様にパステルカラー、ペールトーンといった淡く
綺麗な色目のラインナップを展開していたPT05では、
SUMMER DENIMという7オンスの生地を使った新作が登場
します。
PT01/05に限ったことではありませんが、来季のキーワ
ードは”リラックス”&”ライトウエイト”です!
軽く、柔らかく、着心地がいい。
といった昨今の流れに更に拍車のかかる来季は、こちら
のようなデニムは象徴的なアイテムとなるはずです。
そして!ファッショニスタとして有名なドメニコが
ディレクションに加わり、ますます目が離せない
シーズンともなりそうです!?
120%lino(120%リノ)
リネンの持つ柔らかで繊細な表情を提案させたら右に出る
者はいない!?120%linoのコレクションは、色とりどり
のカラーパレットと来季のトピックスでもある柄物の提案
が目を引きました。
個人的にはプリーツ入りのリネンクロップドが一押し!の
アイテムとして、リラックス&ライトウエイトが注目の
来季に備えて準備していきたいと思っております(笑)
STILE LATINO(スティレ ラティーノ)
ミラノでのショールーム巡りの一番の楽しみ!と言って
も過言ではないSTILE LATINOは、今回も抜群のコレクシ
ョンでした。
コットン、リネン、コットンリネンといった春夏らしい
生地の提案は来季のトレンドでもあると同時に、他の
ブランドとは違った生地のラインナップは流石の一言。
そんなジャケットやスーツのVゾーンを彩るネクタイも
必須!?という事でSTILE LATINOのエクスクルーシブ
の生地を使ったヴィンテージ調のネクタイも展開予定
です。↑(トルソーやレイアウトに使われています)
ALTEA(アルテア)
ミラノで1.2を争う素晴らしいショールームのALTEA。
ここのブランドもピンク・グリーン・ベージュといった
色を差し色として上手に提案。その一方で、代名詞とも
いえるインディゴにもフォーカスしていました。
お馴染みのボーダーやポロ、ネクタイやニットに加え、
新たな打ち出しとしてスウェットやGジャンが登場です。
また、ALTEAの得意とするボーダーやボタニカル柄とい
った所謂マリンテイストも多く目立っていましたので、
来季はALTEA”らしさ”を体感できるシーズンとなりそう
です!?
LARDINI(ラルディーニ)
他のブランドと比べると幾分落ち着いた色味の打ち出し
をおこなっていたLARDINIは、ベージュ・オリーブとい
ったアーシーな色目を中心に、M-65やトレンチコートを
モチーフにしたミリタリーテイストを展開。
と同時にLARDINIでもリラックス&スーパーライトウエ
イトなアイテム提案を実施。
メッシュ地のスーツやロロピアーナの生地を使ったウー
ルのスーツなど、新たな切り口として今後注目されそうな
スーツの提案は、ひょっとしたらひょっとしそうな予感が
します!?
SARTORIO(サルトリオ)
そして最後は、弊社バイヤーすべてを唸らせたSARTORIO。
ringは元より、現在は弊社系列店でも展開を行っておりま
せんが、今回のコレクションを期に、どこかのセクション
で必ず展開をされるであろうその完成度の高さは一同納得。
潤沢な資金力に裏付けられた素晴らしいショールームやサン
プルの数々やキートン社製というアドバンテージで2割増し?
のラインナップの中で特に目を引いたコットンソラーロの
スーツは、個人的にも欲しいくらいの一品でした。
と、2回に分けてお送りしました出張報告も、ほんの僅かな
情報にすぎませんが、少~しでも今後のご参考にして頂け
ればと思っておりますし、また来月からは国内の最終展示
会も行われますので、また新たな情報をそこでご紹介でき
ればとも思っておりますので、今後も楽しみにしていて下
さいね!
それではまた~