田野さ~~ん、お小遣いが足りませ~~ん(汗)STILE LATINOショールーム編
PITTIでの展示会を終えたら、ミラノで待っているのが各ブランドのショールーム回りです。
お取り扱いのあるブランドを現地ショールームへ赴き、直接見て回って行くのがミラノでの一番の仕事となる訳ですが、慢性的な人手不足・・・により”必要最低限”で回ることを余儀なくされている弊社は(汗)、全日程をピーク時の1~2日短縮したスケジュールで回るというのがここ最近のスタンドードとなっております・・・(悲)
ですが、”アレ”と”コレ”だけは必ず見ておかなければいけませんし、特にココに関しては、全日程で”オオトリ”を飾るショールームとあって、私のみならず弊社バイヤー陣も一番楽しみにしているといっても過言ではないショールームなんです!!!
もうお分かりですよ・・・ね?
そう!我らがエースのSTILE LATINOのショールームになります!!!
ショールームにお邪魔するなりナポリ人特有の手厚いおもてなしと笑顔で歓迎してくれたヴィンチェンツォファミリー。
談笑もそこそこに、ヴィンチェンツオ自ら来シーズンのAtoZを熱〜〜く解説です!
いや~マジでヤバかったです↑↑↑↑
全部良かったんですが、中でもコートの提案が抜群でした。
イタリアに行く前の段階でコート分のお小遣いは残しておいたんですが、現地の提案を見るなり
「これはヤバい・・・」
「田野さ~~ん、お小遣いが足りませ~~ん」
となったのは言うまでもなく、その位あれもこれもと・・・ここ数年で一、二を争う程テンションが上がったコレクションでした。
ブラウンを始めとした暖色系をキーカラーに据え、昔のアーカイブからインスピレーションを受けたヴィンテージ感のある色・柄が今季のテーマでした。
PITIIではモノトーンの打ち出しが目を引く中、ここSTILE LATINOでは、大方の予想に反して暖色系にスポットを当てていました。
長いものに巻かれないスタンスも流石!とただただ関心するばかりでして、独自のコレクションでありながら高い完成度と分かり易いプレゼンテーションは秀逸の一言でした!
生地も大半がエクスクルーシブとなっており、ブリティッシュフランネル・4プライカシミア・エクスクルーシブカシミア・アルパカフランネル・パイルフィニッシュのカシミアといった具合に、高級素材をふんだんに使った提案がてんこ盛り!!
どれか一つ・・・ではなく、その全てが抜群のクオリティ&パフォーマンス!でした。
全体感はと言いますと、昨年同様に英国的な雰囲気は残っていましたが、ストレートな英国調ではなくイタリアらしい色気や品を絡めた提案がそこにはありました。
上記提案も加味しつつ、引き続きringでは大胆かつ繊細にを意識した商品構成で”リアルに着れる”アイテムの展開をしていこうと思っています。
圧巻だったコートコレクションな中でも、一際異彩を放っていたビーバーとムートンの両名。
クラスはなんと!SR150・・・しかも表地がカシミア100%
贅を尽くしたこちらのコートは、おそらく100万円近い値段になるかと・・・(汗)
とはいえ、とはいえです!ヴィンチェンツオ直々のパワープッシュアイテムとあって、やらなければ男がすたる!ってなもんで、どちらかを展開します!!!
どなたか宜しくお願い致しますm(_ _)m
最後に、恒例のやつです・・・(笑)
ミラノではコートをピックアップする!と決めていましたが、僕の想像を遥かに上回るコレクションにはただただ驚かされるばかり・・・
と言うことで、来シーズンのSTILE LATINOからも当然目が離せませんし、皆さんをハッとさせられるアイテムをご用意出来ると信じておりますので、覚悟しておいてくださいね~(笑)
それではまた!
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