シルエットの変化を感じます。
PT TORINO
ringの則包です。
イタリアのスタイルを確実に底上げしてきたPT TORINO(ピーティートリノ)。
細身がベースでいわゆる美脚シルエットを最も得意とするブランドですが、我々がお取り扱いしているモデル以外にも数多のモデルが存在しております。
そんな中時代の流れもあり、少しずつゆとりが出てきている中で、細身がベースだけど少しゆとりを持たせている、、、そんなモデルのセールスが爆増しているみたいです。
そんなPT TORINOの美しいシルエットと、今の気分、その両方を良いとこどりしたモデルをいくつかご紹介させていただきます。
まずは元々飛び道具的な立ち位置にいた”REBEL FIT”。
今や我々のラインナップに欠かせない存在になりましたが、イタリア国内でもこのようなシルエットがメインになりつつあるみたいです。
しかしREBEL FITといえばおおよその生地が税込6万円オーバーというブランド内ではややハイエンドに位置するモデルということが共通認識でした・・・。
しかし、今回”JAPAN EXCLUSIVE ARCHIVE EDITION”という試みが行われており、非常にクオリティの高い生地が税込¥48,400で展開することが可能になりました。
このように実際タグにも記載されておりますが、どういうことかと言いますと、元々生地屋だったという背景を活かし、膨大なストックファブリックの中から数量限定で限られたモデルをオーダーできるという企画です。
ストレッチ素材は混紡されておりませんが、元々腰回りにゆとりのあるモデルなので、大きな影響は出ないかと思います。
ウール100%ならではの鈍い光沢感がスタイリングを上品に彩ってくれます。
PRICE：48,400yen
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そして近年トップセールスを誇る新進気鋭のモデル”SOFT FIT”。
生地はついるジャージーと呼ばれる、目付500gの綾織の畝が特徴的なジャージ素材です。
360度ストレッチという圧倒的な伸縮性を持ちながらも、霜降りのジャージ素材と違い、遠目に見るとウールツイルのような雰囲気を併せ持っております。
裾はスッキリ、腰回りや腿にゆとりを持たせており、シャーリングパンツらしさを感じつつも、テーパードしたシルエットは非常に完成度が高く、流石PTと言わざるを得ません。
SOFT FITはフルシャーリングでウエストもやや大きめに作られているので、穿きたいシルエットに合わせて1サイズ下げる、なんてことも可能です。
PRICE：51,700yen
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同モデルの“TRAVELLER LIGHT STRETCH”と名付けられたヴァージンウール42％ レーヨン33％ ポリエステル22％ ポリウレタン3％の混紡素材。
290gと程よい軽さのため、秋口から活躍が期待できそうです。
リラックスしたイージーなディテールとやや綺麗なファブリックと、相反する要素が交錯するどっちつかずな雰囲気が選択肢を広げてくれます。
上にスウェットを持ってきてラフに合わせても良いですし、仕立ての軽いジャケットの組下に持ってきてもだらしなく見えないのはこの組み合わせだからこそ。
ウエストシャーリングでリラックスした穿き心地ながらも、シワになりにくいというこの生地は飛行機や新幹線などの移動にも最適解と言えるのではないでしょうか。
PRICE：62,700yen
