ring初!独占!?Stile Latinoの工場に潜入取材を敢行!!
『ナポリを見てから死ね』
今更ながらその意味を紐解くと、ナポリ湾一帯の美しさを強調し、ナポリの風光を見ずに死んでしまっては生きていた甲斐がない。といったイタリアのことわざだそうです。
そして先日、幸運にもその機会に恵まれ、37年の人生で初めてナポリの地に足を踏み入れた私は、そのことわざに嘘偽りがないことを身をもって経験させて頂きました。
それにして何なんでしょう~この景色、この空気、そして心地よい日差し。
初めてイタリア出張に同行させて頂いた時以来の?衝撃といいますか、感動といいますか、興奮といいますか・・・内から湧き出る感情がダダ漏れ状態の私・・・
いやいや、あなた仕事でしょ!?(怒)
遠く離れた日本からお叱りの声が聞こえてきそうですので、高ぶる感情をそっと胸にしまい込み(汗)、本来の目的はと言いますと、出発ブログでもったいぶっていた答えがここにあるんです!
その答えとは・・・?
何と!
あの!!
Stile Latinoの工場見学をさせて頂く機会を得たんですっ!
し・か・も
某大手セレクトショップの”B社”さんのバーターとして(笑)、私共ringもありがた~いことに参加させて頂くことになったんです!
そんなスペシャルな状況に、惚れてまうやろ~
感謝感激雨あられでございます(笑)。
いきなりエントランスでヴィンチェンツオのお出迎えです!
英国生地FOXのネイビージャケットにStile Latinoのシャンブレーシャツと新作デニムを合わせたデニムルックです。(カッコイイ〜)。
お客様室で談話。
早速今季の傾向や新作のデニムやストールの説明を熱心にしてくれるヴィンチェンツオ。
その後、従業員の休憩室や自身の仕事部屋と細かく案内をしてくれたヴィンチェンツオ(笑)
そして、いよいよ工場へ
そこは想像以上にコンパクトな空間となっており、ミシンやアイロンの音も気にならないほど静かな空間の中、従業員の方も黙々と仕事をしていました。
最も大切だと語る袖付けをはじめ、裏地、ボタンホール等、基本的 にほぼ手作業です。
裁断作業をコンピューター管理をしているブランドも多い中、ここでは生地を一つ一つ手作業にてカットしています。
生地の固定は重りのみ!
まち針は一切使わず、寸分の狂いもなく綺麗に裁断していました(驚)。
裁断を終えた生地は、パーツ(サイバラ・フラップ・のぼり・ポケット等)・サイズ毎に分けられます。
纏められた各パーツを記号で振って管理し、担当者がミシンにて縫い合わせを行っていきます。
企業秘密とも言えるのがこちらのアイロンワーク。
あの立体的なシルエットを作る為、丁寧にアイロンワークを施します。ヴィンチェンツオ曰く、非常に大切な行程であると。
もっと写真を掲載したかったのですが、流石に外部へは・・・とNGが入りましたので写真が少なめですが、いくつか”その訳”を教えて頂きましたので、気になる方は店頭で是非!
柄合わせ、寸法と仕上がりの最終チェック。
ヴィンチェンツオが最も信頼をおく工場長の厳しい確認が待っています。
そして、地下にあるストックルームへと移動。
工場を後にし、地下に移動した先には宝の山が!
ここ以外にもストックルームがあるようでして、その数なんと2,000本!!
過去のアーカイブ生地があったりとLatinoファンにはヨダレものの空間でした。
と、約2時間に渡ってご案内頂いた工場見学は、あっという間に終わりを迎えました。
ナポリ人はおもてなし上手と聞いておりましたが、ヴィンチェンツオも同様に温かいおもてなしを僕らにもして下さりました(感謝)。
そして、彼から伝わる熱いパッションとLatino愛は、従業員の1人1人に伝わり共有しあっていました。
“チーム力は我々にとっては重要な事”
という様に、その空気感もひしひしと伝わってくるとても心地よい工場でした。
作品以外にもそういった想いがこのブランドに込められていると思うと、伝え手である僕らももっと発信していかなければいけないと身の引き締まる想いとなりました。
そして!
大ニュースです!?
来たる9月21日、ring大阪に常設Stile latinoショップをオープンすることとなりました!!
国内で唯一となるOnlyショップという形での許可も頂きましたので、圧巻の?ラインナップをお届け出来るかと・・・思っております!
当日はヴィンチェンツオも来阪しますので、是非”生”ヴィンチェンツオを見にいらして下さい〜
ヴィンチェンツオと弊社代表の堅いちぎりを交わしたショット。
最後に、今回の工場見学及び弊社の常設POP UP SHOPにご協力頂きましたヴィンチェンツォを始めスタッフの方々に、そして、そのきっかけを下さりご尽力頂いた横山様にもこの場をお借りし感謝を申し上げます。
有難うございました。