出張報告
~プレコレクション編~
熱狂に沸いたサッカーワールドカップも終わり、W杯ロス・・・なんて方も多いと思います。
最近帯同することが多くなった統括バイヤー高階を始め、サッカー部出身率の高い弊社では、開催期間中は一杯やりながら応援するなんてことも少なくありませんでしたね(笑)
今回大活躍だった堂安選手・三苫選手のように若手の台頭・若手の活躍がより一層濃くなっていく、そんな日本代表になっていくんだと思いますので、今から4年後が楽しみでなりませんし、次こそは!悲願のベスト8入りを期待したいものですね。
そんな日本代表チームと同じように???弊社の仕入れチームも消化率・利益率という高い壁を越えようと必死に戦っている訳です・・・が、ここ最近は若手(アシスタントバイヤー)の活躍も目立ってきた様に思います・・・多分・・・
ringでもニュージェネレーションこと則包にフォワードを任せて挑んだプレコレクションですが、その一端を極私的な形でお届けしようと思います。
BARENA(バレナ)
数少ないコレクションブランドとして、毎シーズン楽しみにしているブランドがBARENAです。
ここ最近では一番”色”の提案があったように思います。
ベーシックでシンプルなデザインの中にエッジを効かせたファッショナブルな提案が光っていました。
個人的にもいくつか欲しいな~と思うアイテムがありましたが、中でもこちらのガンクラブチェックのダブルブレストジャケットは要チェックでした。
ゴージ位置や重心を低めにとった4ボタンのダブルジャケットは、再注目されているガンクラブチェックで香り付けを加えた点などもツボでした。
EMMETI(エンメティ)
ここ数シーズンは革モノ一辺倒でしたので、改めてムートンの良さを感じたEMMETI。
デザイン自体は極めてベーシックなブルゾンタイプになりますが、コート系ではなくこういったタイプを探していましたので理想的でした。
余談になりますが、こちらは世界のファッショニスタ鴨志田さんも個人オーダーした代物でして、その意見を反映させた(微調整加えた)ものが店頭に並ぶ予定です。
そう聞くと増々よく見えてくるのではないしょうか??(笑)
MOORER(ムーレー)
ダウンベストのFIREやショート丈のALBINIといった人気モデルは更にパワーアップさせていく予定ですが、個人的にはJAKEが気になっているMOORER。
且つて展開をしていましたRICCARDを彷彿とさせるコンビネーションダウンになりますが、ラグジュアリーでスポーティで、どことなくロッキーマウンテンを彷彿とさせるオーセンティックな雰囲気が”ちょっと違う”感じで好きでした◎
MOORERに関しては、ここ数年では一番のボリュームで展開しますので、ダウンをご検討の方は必見のシーズンとなると思いますよ!
SETTEFILI CASHMERE(セッテフィーリカシミヤ)
2023秋冬は、”ラグジュアリー”をキーワードにと決めているSETTEFILI CASHMERE。
その中でもカシミヤ100%の淡~いパープルカラーのメランジショールカーディガンに完全ノックアウトでした・・・
見たことが無い。パープルなのにキツくない。そして超絶ラグジュアリー。更にはモテそう・・・と何拍子もそろった一品です。
ジョンスメやドルモアとは違ったラグジュアリー感を武器に、エレガントでリッチでモテる?を意識した展開を予定しています(笑)
INVERTERE(インバーティア)
画像では分かり難いのですが・・・定番NEWTONABBOTに加えてこちらのリラックスフィットを少~~しご用意する予定です。
着丈は100cmちょっとの標準丈くらいになりますが、身幅やアームホールにゆとりを持たせた懐かしくもトレンディーなデザインが特徴です。
一足先に個人購入をしてヘヴィーローテンション中ですが、私のみならず、則包や猿渡も個人買い(前向き)検討中といった大興奮のモデルとなっていますので、乞うご期待です(笑)
DRUMOHR(ドルモア)
ring10周年記念モデルとして誕生しました8ゲージメリノウールのモックネック。
別注商品の中でも特にご好評頂いたモデルとして、23秋冬も”ringだけ”で展開させて頂きます!!!
定番色に加えて、DRUMOHRらしいきれいな色味もご用意できましたので、新規・リピートともにウェルカ~~ムです!(笑)
INVERALLAN(インバーアラン)
2シーズンぶり?の展開となりますINVERALLAN。
手編みのアランニットがインド製へ!?と衝撃が走ってから数年・・・改めて展開したいな~と思わせる理由は、イイものはイイ!からに他なりません。
レイアードスタイルをオススメしていきたいringにとっては、こちらのシェットランドが最&高でした。
イタリアニットブランドには少ない、INVERALLANらしい柔らかく温かみのある色をピックアップしましたので、インにアウトにお楽しみ下さい。
Jeanik(ジーニック)
22FWがファーストシーズンだったにもかかわらず、2ndタイプのモデルは軒並み完売・・・となったJeanik。
定番スタイルのため、大きな変化はありませんでしたが、それでもワンウォッシュ以外にめちゃめちゃイケてる~な提案が多数。
中でも細畝ブラックコーデュロイは、”臭くないコーデュロイ”としてかな~りオススメですし、何より使い易くカッコいい!とシンプルさに好感が持てました。
CLARKS(クラークス)
ringではお馴染み・・・にしたい!CLARKS。
こちらは3年ぶりの復活となるミドルカットのゴアテックスワラビーブーツになります。
今シーズンはローカットモデルが大変ご好評で、スタッフ買いも多かったモデルでした(笑)
ringらしいオーセンティックなスタイルの足元には言わずもがなですし、ゴアテックス仕様となっている為、雨靴としてもお使い頂ける機能性も兼ね備えたマストバイな?一足です。
LAVENHAM(ラベンハム)
そして最後は、新たに展開を予定している英国の老舗アウターブランドのLAVENHAM。
元々ホースラグからスタートし、その後乗馬服へと移った経緯を持つLAVENHAMですが、あまりにも有名なので皆様の方が良くご存知かもしれませんね。
“伝統的な素材を使ったモダンなものつくり”をコンセプトにしたかどうかは分かりませんが、2019年からデザイナーを起用して以降、トレンドやスタイルを感じるコレクションになっていました。
変わらぬ素材と変わっていくサイジング。
リブランディングの甲斐もあってなのか、非常に見応えのあるコレクションでした。
realclothigをテーマにしている我らがringにとっては願ってもないブランドでありますし、既存ブランドとの相性も良く、またMIXコーデも楽しめて価格もGOODですので、私も購入確実のニューカマーです。
と、駆け足になりましたがこんな感じのプレコレクションでした。
次はメインコレクションがありますので、その時にまたご報告させて頂きます~
それでは!