時代が来る〜!?出張報告〜PITTI編〜
遂に始まりました!2016PITTI UOMO。
例年以上に各国のバイヤーが来場していると感じる
今回は、受付けを待つ多くの人達がそれを物語って
おります・・・(凄)。
そして、恒例となっております今回テーマは・・・
GENERATION(S)と題し、世代を超えてファッション
を発信していく。というメッセージであると思っては
みたものの、答えなき解釈に苦しむ結果となった事は
言うまでもありません・・・
さて、今回のPITTIですが、今季同様に落ち着いた
雰囲気であることは間違いなさそうです。
核となるその香り(テイスト)は、ツイードやメルトン
といったやや野暮ったさのある生地感をハンウンド
トゥースやガンクラブチェック、タータンチェック
にオーバーペン等の柄を使い、現代風にアレンジした
“英国調フレーバー”が主流となりそうです。
その英国調を感じさせるテイストの中でも目を惹いた
生地がコーデュロイ。
事実、タリアトーレやPT01、ALTEAにTHE GIGIなど、
主要ブランドを始めとする多くのブランドが太畝の
コーデュロイの提案を行っていました。
ここ数年影を潜めていた素材なだけに新鮮さを感じると
共に、英国調テイストとのハーモニーは抜群!という
ことでが今から楽しみでなりません。
カラートレンドに関しては、ネイビー、ブラウンの
2トップは引き続き継続ではありますが、それに割って
入るキャメル、グリーン、ボルドーといった色味の
打ち出しが目立っていました。
トーンを抑えた渋めな色あいに、各ブランドの個性を
加えたコレクションが今回の大きな特徴と言えます。
一時のイタリア的な艶っぽいスタイルは影を潜め、
男臭いトラッドな着こなしが主役に躍り出る事は
この流れからするとまず間違いなさそうですし、
と同時にミリタリーやワークといった、これまた
無骨で男臭いテイストのアイテムにもより一層注目
が集まっていきそうです。
realclothingをテーマにトラッドでオーセンティックな
アイテムをイタリアンカジュアルとのMIXでご提案
させて頂いております私共ringとしましても、この
テイストは願ったり叶ったり?ですから、PITTIで
オーダーしたアイテムにもその香りをほんの〜り加えた
セレクトをしておりますので、少し先の話にはなりますが
是非楽しみにお待ち下さいね!
次はミラノよりWHITE&ショールームの模様をお届け
致しますので楽しみにお待ち下さい!
それではまた〜